超音波式粒子径分布測定
測定の特徴・原理
超音波減衰法を用いて粒子径分布を測定します。
粒子濃度が高いサンプルを得意とします(~50%)。濃厚系スラリー中の1次粒子・凝集粒子のメジアン径や粒子径分布の取得が可能です。凝集粒子の存在割合などの評価に最適です。
粒子濃度が1vol%以下の場合は、超音波減衰が小さいために不向きですが、粒子の種類等にもよるのでご相談ください。
詳細は動画にて解説しております。
必要サンプル量
測定セルに入れる量が15mL程になります。1度のサンプリングで、n=3で測定致します。
高粘性のものや粒子濃度が高いものについては、多め(推奨30mL)にサンプルをご用意ください。
また、ブランク溶媒が必要となります。
解析に必要なパラメータ
- 粒子濃度(vol%)
- 粒子密度(g/cm3)
- 溶媒密度(g/cm3)
- 溶媒粘度(cp)