試料量が少ない測定・ブランク溶媒が不要な測定をご紹介します。
粒子計測セットでは、「超音波式 粒子径分布測定」と「動的光散乱法(DLS)」の2つの手法を用いて、試料を超音波法で原液のまま、動的光散乱法で希釈して測定することで、濃度依存性を確認することが可能になりますが、上記の通り2つの手法を用いるため、測定のための条件が多くなっております。
ここまでご回答頂いた内容からは、判断が難しい試料かと思いますので、お問い合わせください。
「超音波スペクトロスコピー」の測定で必要な試料量は50mL以上となっております。
希少な試料等で、試料量のご用意が難しい場合は、測定の必要量が少ない下記の測定をおすすめ致します。
- 動的光散乱法(DLS)…推奨5mL程度
- 遠心沈降方式粒度分布測定…推奨10mL程度
(低粘度試料の場合は5mL程度でも可)
ブランク溶媒がご用意できない場合は、
ブランク溶媒が不要な「遠心沈降方式 粒度分布測定」やをご紹介します。
「超音波スペクトロスコピー」の測定では、バックグラウンドとの比較のため、ブランク溶媒が必要となります。
遠心沈降方式では、ブランク溶媒が不要のため、ブランクのご用意が難しい試料におすすめの測定です。

